「伝匠印」ブランド立ち上げについて

最終更新: 3月8日


二つとしてあってはならない。

本来、印章のあるべき姿です。


しかし、市場には機械工業製品(オートメーション化 により製作されたもの)のハンコが数多くあります。

一方、甲州手彫印章の制作は、職人が印面に彫ろうとする文字(名前)を、枠と文字同士のバランスが良くなるように手書きすることから始まります。彫る作業も、素材に合わせ、先人たちから伝承された技法により、すべて手作業で行います。

職人によって文字や全体的なバランスは個性があり、それが魅力のひとつてもあり、

唯一無二の印章が生まれます。



甲州手彫印章は平成12年に経済産業大臣より伝統的工芸品の指定を受けました。山梨は伝統的工芸品の指定を受けている日本で唯一の印章産地です。

しかし、多くの伝統的工芸品に見られるように、指定を受けた技法や素材はごく一部で、限られております。

そこで、新しい素材・技法により制作される甲州手彫印章を「伝匠印」と名付け新ブランドとして立ち上げました。

「伝匠印」は、組合によって指定をされた職人が印面に彫ろうとする文字(名前)を、枠と文字同士のバランスが良くなるように手作業で布字します。また、形成するための技法(手彫り)は、素材によって異なりますが、いずれも祖先や先輩方から伝承されてきた技法で、職人の手によって彫られていきます。

伝匠印には、当組合指定職人が手彫りで制作したことを証明する通し番号入りの手彫証明書が付属されます。



市場における手彫りの定義は製作者、販売者によって異なっており、定義はあっても各々で解釈も異なっています。

そこで、組合では、伝匠印 甲州手彫印章の制作方法(定義)を素材の種類別に明確にすると共に、伝匠印検査委員会が、作業工程途中の写真または完成品の直視、および、印影により適正に制作されているか、品質が保たれているかを検査します。



工芸品(甲州手彫印章)と機械工業製品を差別化することで、お客様には、安心して商品をご購入いただき、そして、甲州手彫印章の職人を守っていくために「伝匠印」ブランドを立ち上げました。





山梨県印章店協同組合 理事長 望月一宏




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